【フランス買い付けの旅 その2】~ブルゴーニュ前編~

2日目~ブルゴーニュ1件目~

こんにちは、鈴木です。
今日はブルゴーニュ地方のご報告です。

1件目
ミュニュレ・ジブールに訪問。
憧れの蔵元、ものすごく幸運です。

妹のアンドレさんが出迎えてくれました。
ちなみに以前虎ノ門の平間店長訪問時には、姉のクリスティーヌさんが対応してくださったそう。
ラ・ヴィネのことを覚えていてくれました。

樽から2021年のものをティスティングさせてくれます。

不作の為2樽しか仕込めなかったというリュショットですが、
悪条件を感じさせないほど柔らかく、既に女王の風格を纏います。
クロ・ヴージョも素晴らしい!

ちなみにドメーヌの隣に宿泊施設を新築したそうです。
え?!泊まりたい!!でも高そうー!
将来お金を貯めて個人的に来よう、そう思いました。

~2件目&3件目~

2件目&3件目
午後は1件新規の蔵元を訪問し、3件目はユベール・ラミーへ。

南仏のワイナリーからお知り合いの息子さんが研修に来られてました。
(きっと将来ユベール・ラミーで修行した~と謳う偉大な造り手になるのだろうな。)

新しい醸造所を建築中、
この日は時間が足りず畑を見に行くことができなかったのですが、
ラミーといえば高密植栽培!
後日畑を調査した写真がこちら。(Criots-Batard-Montrachet Grand Cru)

メジャーを持ってきたらよかったと激しく後悔。
上の写真が高密植率を誇るオート・デンシテの区画、下の区画が通常区画です。
比べてみると樹と樹の間隔が全く違いますね。

フィロキセラ以前はプロヴィナージュ(取木)により葡萄樹を増やしていたことから
親株との株間が狭く、高密植で葡萄の樹を育てるのは全く新しい手法というわけでもないそう。
ですが、密植率を高めることで根が地中深くまで縦に縦に伸びていき、
地層深くのミネラルや栄養分を良く吸いあげるようになるんだ、とオリヴィエさん。

最後は奥様との写真を撮らせて欲しいとお願いして、ぱちり。

次回、ブルゴーニュ後編です!