春に飲んで欲しい12本

清々しい香味が上品に広がる爽やかスパークリング

CREMANT DE LIMOUX CLOSERIE DES LYS NV ALTUGNAC

クレマン・ド・リムー クロズリー・デ・リ NV アルトニャック

南フランスにおけるシャルドネの聖地と評されるリムー。アルトニャックはこの地に居を構え、華やかさと爽やかさを兼ね備えた素晴らしいワインを生み出し、各評価誌からも高く評価されている蔵元です。華やかなラベルが目を引くこのクレマンは、蔵元の中でも特に人気が高いもの。レモンやライムを思わせる爽やかなアロマが立ち昇り、口に含むとリンゴを丸かじりした時のようなフレッシュな香味がシトラスや穏やかなブリオッシュのニュアンスとともに、スッと心地よく広がります。爽快感と程よいボリューム感を兼ね備えた、あらゆるシーンで活躍してくれるバランスのよい味わいです。

どんなシーンにおすすめ？

• 今日は泡！そんな気分の時に幅広く合わせられます
• 鮮やかなラベルはギフトに最適！

どんな味わい？

軽やか

厚みがある

なめらか

渋みがある

辛口

甘口

まろやか

酸味がある

試飲した当店ソムリエの評価は？

冬であればしっかりとした味わいのものを、夏であればキリっと爽やかなものを。では、春に飲みたい泡ってどんな味わいのものだろうか？泡好きの私なら、軽すぎず重すぎず、ほど良い厚みと爽やかさを兼ね備えたものが飲みたくなるのですが、デイリーレンジの泡だとどちらかに偏ってしまうことが多く、バランスに優れた味わいのものってなかなかないんですよね…。しかし、このスパークリングワインは、適度な厚みと爽快感を兼ね備えた味わいで、まさにこの季節に大活躍してくれる味わいなのです。シャンパーニュともなれば別ですが、ここまで高いレベルでバランスが取れて、美味しい泡を飲んだ時に得られるスパークリングワインはありそうで意外とありません。どんなシーンでも大活躍してくれること間違いないこのスパークリングワイン、春に楽しむ泡はこの1本で決定です！

キュッと甘酸っぱい味わいがたまらない！
常備しておきたいチャコリ・ロゼ

TXAKOLI REZABAL ROSE 2021 BODEGA TXAKOLI REZABAL

チャコリ・レサバル ロゼ 2021 ボデガ・チャコリ・レサバル

スペインを代表する銘酒のひとつチャコリ。軽快で爽やかな味わいで現地でも広く親しまれるこのワインは、美食の地として知られるスペイン北部のバスク州で生み出されるものです。今回ご紹介するワインを手掛けるボデガ・チャコリ・レサバルは、海を一望する斜面に畑を持ち、何世代にもわたってチャコリを手掛けてきたスペシャリストとして知られる蔵元。このロゼは、バラやお香、コーヒーなど清々しくも深さを感じさせる香りに、アメリカンチェリーやフレッシュなイチゴを思わせる甘酸っぱくキュッとしまった香味が、穏やかな塩気と重なって心地よく広がります。親しみやすさと味わい深さを兼ね備えた味わいには、常備しておきたくなる方が続出すること間違いありません。

どんなシーンにおすすめ？

• デイリーシーンで
• 何気ないお食事とも相性◎

どんな味わい？

軽やか

厚みがある

なめらか

渋みがある

辛口

甘口

まろやか

酸味がある

試飲した当店ソムリエの評価は？

このワインは、私がもともと好きで飲んでいたワイン。お手頃価格で手に入る上に、キュッと甘酸っぱい味わいが幅広い料理と合わせやすいため、我が家でも常備している1本なのです。そんなワインをスタッフ皆でテイスティングしてみたとある日の夜、皆口々に「これ美味しい！」「甘酸っぱさがたまらない！」と発しており、その様子を見て改めてこのワインがいかに素晴らしいものであるかを再確認しました。ここのところ世界的にも一大ブームとなっているロゼワインですが、このワインが持つ味わいはありそうでなかなかない、ピュアさが感じられる唯一無二のもの。冷蔵庫に1本常備しておけば、困った時に大活躍してくれること間違いありません。

10年以上の熟成を経たミュスカデ これが美味しいんです…！

MUSCADET SÈVRE ET MAINE CLOS DE LA HOUSSAIE 2012 DOMAINES VINET

ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ クロ・ド・ラ・ウセ 2012 ドメーヌ・ヴィネ

1948年に設立し、ミュスカデのスペシャリストとして知られるドメーヌ・ヴィネ。農薬の散布を出来るかぎり抑えて育む健全なミュスカデから、その素材の高さと特徴をしっかりと表現した味わいのワインを生み出す、この地の中でも随一の蔵元です。このワインは、クロ・ド・ラ・ウセという名の僅か0.7haの単一区画で育まれたブドウで仕込む、蔵元のスペシャル・キュヴェ。多くが若いうちに消費され溌剌とした味わいのイメージが強いミュスカデにあって、このワインはなんと10年以上もの熟成を経た超希少品。熟した柑橘や蜜を思わせる華やかでボリューム間のあるアロマに、ゆったりとしたタッチからブリオッシュのような香ばしさを帯びたグレープフルーツやレモンの果実味が感じられ、それを下支えするミネラルと繊細で品のある酸味が味わいを引き締めます。長く広がる余韻の中に、クレームブリュレを思わせるほんのりとした香ばしさも感じられ、充実した飲みごたえをももたらしえくれる逸品です。

どんなシーンにおすすめ？

• 少し肌寒さのある夜に
• 火を通した魚介やお肉とも！

どんな味わい？

軽やか

厚みがある

なめらか

渋みがある

辛口

甘口

まろやか

酸味がある

試飲した当店ソムリエの評価は？

スッキリとした味わいの代表的存在とも言えるミュスカデ。しかし！このワインはそんなミュスカデのイメージをガラリと覆してしまうほどの、しっかりとした骨格とコクをもたらしてくれる、飲みごたえ抜群の味わいが感じられるのです！10年以上の熟成を経たこのワイン、味わいはどこか程よい熟成を経て飲み頃を迎えたブルゴーニュのシャルドネを連想してしまうほどの味わいで、ブルゴーニュ好きや熟成ワインにもとーってもおススメ！春先は肌寒さを感じる日も多いですが、このワインはそんな日にまさにもってこい！お肉料理や火を通した魚介ともピッタリのこのワイン、ぜひセラーに1本ストックしておくことをおススメします！

トスカーナの高評価生産者が生み出す旨味たっぷりの白ワイン

PERLATO DEL BOSCO VERMENTINO 2020 AZIENDA AGRICOLA TUA RITA

ペルラート・デル・ボスコ ヴェルメンティーノ 2020 アジィエンダ・アグリコーラ・トゥア・リータ

イタリアを代表するワイン産地のひとつであるトスカーナ。トゥア・リータはトスカーナのスヴェレートに居を構え、イタリアワイン史上はじめて二大ワイン評価誌で満点を獲得した実績を誇るイタリア屈指の蔵元です。赤ワインで名を馳せるトゥア・リータですが、実はそれと同様白ワインも高いレベルにあり、蔵元のファンを中心に多くのワインラヴァーから支持を集めているほど。トスカーナで育まれたヴェルメンティーノを用いて仕込んだこのワインは、グレープフルーツやマンゴーを思わせる清々しい香りに、リンゴや洋ナシのような果実の香味がミネラルや厚みのある旨味と重なって、豊かな味わいを感じさせます。爽やかさと豊かさを兼ね備えたハイレベルな仕上がりに、この蔵元がいかに高い手腕を有しているかをしっかりと感じることができます。

どんなシーンにおすすめ？

• カルパッチョやお刺身に！
• 昼飲みにもおススメ！

どんな味わい？

軽やか

厚みがある

なめらか

渋みがある

辛口

甘口

まろやか

酸味がある

試飲した当店ソムリエの評価は？

赤ワインのイメージが強い、トスカーナ。このワインを手掛けるトゥア・リータも当店でも人気のロッソ・ディ・ノートリをはじめ、素晴らしい赤ワインの数々を生み出していますが、そんな赤ワイン同様、実は白ワインもハイレベルで素晴らしい味わいのものを生み出していることを皆様はご存知でしょうか？このワインはまさにそれを証明していると言える1本で、蔵元のファンの方をはじめ、多くのイタリアワイン好きから支持を集めている1本なんです！清々しい香りと凝縮感のある旨味が重なる味わいは、魚介料理と相性抜群！イタリアのワインらしく、カルパッチョなどと合わせて楽しむのもオシャレですよね。素敵なラベルも目を引く、ギフトにもおススメの1本です！

スイスの風を感じる白ワイン 山菜やチーズと合わせてどうぞ！

VIN SUISSE CHASSELAS 2021 CAVE DE LA CÔTE

ヴァン・スイス シャスラ 2021 カーヴ・ド・ラ・コート

シャスラを用いた素晴らしいワインを生み出す、スイスを代表するワイン産地のひとつヴォー州。カーヴ・ド・ラ・コートはこの地で1929年に設立し、現在では300を超えるブドウ栽培農家が在籍している、この地最大の協同組合です。実店舗でも長年高い人気を誇るこのワインは、当然シャスラのみで仕込まれたもの。青リンゴやライムを思わせる清々しいアロマに、丸くゆったりとしていながらも微かに弾けるような躍動感のあるタッチから、凝縮感のある旨味とレモンコンフィのような香味に穏やかな石灰のニュアンス、さらには繊細に伸びる酸味が一体となって上品に広がります。滑らかさと適度な厚みがありながらも、スイスの風を連想させる涼し気な印象をもたらす、シャスラの魅力あふれる銘酒と言えるでしょう。

どんなシーンにおすすめ？

• チーズを使ったお料理に！
• 山菜や春野菜と合わせて

どんな味わい？

軽やか

厚みがある

なめらか

渋みがある

辛口

甘口

まろやか

酸味がある

試飲した当店ソムリエの評価は？

スイスのワイン…皆様はどんなイメージをお持ちになるでしょうか？イメージ以前に、もしかするとお召し上がりになったことのない方が多いかもしれませんね。それもそのはず、実はスイスは造られるワインの大部分が国内で消費されてしまうこともあって、日本に入荷してくる量は極僅か。なかなか出回ることがないため、馴染みのない方が多いと思いますが、素晴らしいワインを多く生み出しており、特にシャスラを用いたワインは世界的にも高く評価されているのです。適度な厚みと透明感のある果実味が穏やかに伸びていく味わいで、お料理とも合わせやすく家飲みで大活躍してくれること間違いなし！特に、癖が少ないチーズと相性抜群ですから、あまり構えずに気軽に楽しんでみるのがおススメです！

春の陽射しの下で飲みたい！ギリシャの爽やか白ワイン

AΑ SANTORINI FIELD BLEND 2021 DOMAINE SIGALAS

アルファ・アルファ サントリーニ フィールド・ブレンド 2021 シガラス

地中海に浮かぶ、白い建物と青い屋根のコントラストが美しいサントリーニ島。ドメーヌ・シガラスはこの地に古くから伝わり、豊かな果実味と高い酸度を兼ね備えた味わいをもたらす固有品種アシルティコを用いたワインを手掛ける中で高く評価され、ニューヨークやロンドンをはじめとした世界各地のレストランにもオンリストされる、ギリシャ最高峰の蔵元です。アシルティコを主体にアシリをブレンドして仕込まれるこのワインは、ミカンやピンクグレープフルーツのような優雅さと爽やかさが交差するアロマがグラスから立ち昇り、マンダリンオレンジや桃のニュアンスを感じる瑞々しい香味を、ほんのりとした苦みのミネラルが引き締め、心地よく伸びていきます。

どんなシーンにおすすめ？

• お天気のいい休日の昼飲みに！
• 簡単なおつまみとも相性◎

どんな味わい？

軽やか

厚みがある

なめらか

渋みがある

辛口

甘口

まろやか

酸味がある

試飲した当店ソムリエの評価は？

「晴れた日の昼間にテラスで飲みたいなぁ…」皆でこのワインを試飲していた際に、あるスタッフが発した一言。たしかに、口に含んで目を閉じてみると、エーゲ海に浮かぶ風光明媚なギリシャ・サントリーニ島の光景が脳裏に浮かんできそう…。と言ってもここは恵比寿なのですが（笑）、一口味わっただけでトリップしてしまうような爽やかさや優雅さを感じる味わいが、このワインにはあるのです。日本で飲むならば、薄手のシャツ1枚でも心地よく過ごせるような気候の春の、暖かな陽射しのもとであったなら、より一層美味しく飲めるだろうなと思います。魚介料理はもちろんのこと、サンドイッチや生ハムをつまみながら楽しむのもおススメです！

シャサーニュの老舗ギィ・アミオ
本拠地のブドウで仕込む上品な味わいの1本

BOURGOGNE CHARDONNAY CUVEE FLAVIE 2019 AMIOT GUY ET FILS

ブルゴーニュ・シャルドネ キュヴェ・フラヴィ 2019 アミオ・ギィ・エ・フィス

ドメーヌ・ギィ・アミオはシャサーニュ・モンラッシェに4代続く老舗の蔵元。特級モンラッシェの他、本拠地シャサーニュの名だたる一級畑をはじめとした好条件の区画を多数所有し、銘酒の数々を生み出す蔵元として愛好家から支持を集めている蔵元です。ACブルゴーニュながらシャサーニュ・モンラッシェに所有する畑のブドウのみで仕込まれるこのワインは、レモンウォーターのような清々しく涼しさをのある香りと、繊細で透明感のある柑橘の香味がしっとりと染み渡るように広がっていきます。酸味も品よく穏やかで、アルコールの強さや尖ったところを全く感じさせない上品な仕上がりです。

どんなシーンにおすすめ？

• やっぱりブルゴーニュ派のあなたに！
• 和食とも好相性

どんな味わい？

軽やか

厚みがある

なめらか

渋みがある

辛口

甘口

まろやか

酸味がある

試飲した当店ソムリエの評価は？

みんな大好きブルゴーニュ。でも、高くなりましたよね…。高くなったばかりか出回る数も少なくて、気軽に飲むことがなかなかできなくなってきました。でも！ブルゴーニュが飲みたい！それも、できれば高評価を受ける名手のワインが飲みたいんだ！そんな方は、このブルゴーニュ・ブランをゲットしてください！このワインを手掛けるギィ・アミオは、ブルゴーニュ屈指の白ワインを生み出す銘醸地のひとつシャサーニュ・モンラッシェの中でも特に高い評価を受ける蔵元の一つとして知られていますが、このワインにはそんな高評価生産者が本拠地シャサーニュに所有する区画のブドウで仕込んだという、超贅沢な1本なんです！当然味わいはブルゴーニュらしい品の良さを感じる素晴らしい仕上がりなのですが、そんなワインがこの価格で手に入ってしまうなんて…。これはもう、ゲットしない訳にはいきませんよ！

1000円台もここまで来た！
驚きのワインがスペインで生み出されていました！

CLOS LOJEN 2021 BODEGAS Y VINEDOS PONCE

クロス・ロヘン 2021 ボデガス・イ・ビニェードス・ポンセ

スペイン東部に広がるワイン産地、マンチュエラ。ボデガス・イ・ビニェードス・ポンセは比較的マイナーな産地であるこの地で2004年に設立した歴史の浅い蔵元でありながらも、リリース直後から国内外の有名ワインショップなどでも取り扱われ、生み出されるワインは著名な評価誌でも異例とも言えるほどの高評価を受けるなど、各方面から熱視線を集める蔵元です。このワインはエントリー・キュヴェにあたるものでありながら、試飲した当店のソムリエ達が驚かされたほど素晴らしい味わいを誇る1本。バラやスミレ、ブラックペッパーやシナモンなど様々な要素が重なる清々しくも奥行きと艶を感じるアロマに、カシスやザクロのようなピュアな香味と品のあるタンニンや伸びのある酸味が折り重なって、心地よく爽やかな味わいをもたらします。千円台とは思えないほどの圧倒的な仕上がりで、ブルゴーニュ好きさえも脅かされるでしょう。

どんなシーンにおすすめ？

• 千円台で美味しい赤が欲しい方へ
• ブルゴーニュ好きの方にもおススメ！

どんな味わい？

軽やか

厚みがある

なめらか

渋みがある

辛口

甘口

まろやか

酸味がある

試飲した当店ソムリエの評価は？

「おお！このワインすごくいい！」初めてこのワインを飲んだ時、思わず発してしまったほどのこのワイン。値段や産地など様々なことを飛び越えて、ただただ純粋にこのワインが持つ美味しさに驚かされたのですが、そんな素晴らしい味わいのこのワインが、まさかこの価格で手に入るだなんて…。1000円台のワインと言うと、どうしても味わいが濃すぎたり軽すぎたり、飲み疲れしたり、逆に飲みごたえがなかったりというものも多いのですが、このワインはそんな心配は一切無用。軽快な飲み口でありながらも、様々な要素が重なり合ってしっかりと複雑味や奥行きを感じさせ、一口飲んだだけでも美味しいワインを飲んだ時にもたらされる充実感をしっかりと感じさせてくれるのです！と、ここまでお読みいただいても信じられない方も多いかもしれませんが、書いてる私も未だにちょっと信じられないレベル（笑）。価格帯や産地に品種、飲む前に持っているイメージに縛られてしまうと出会えないすばらしいワインがたくさんありますが、このワインはぜひ多くの方に絶っっっ対に出会っていただきたいと思うほど。騙されたと思って、絶対に1度お試しください！後悔はさせませんよ！

奥深く複雑な味わいが広がるプロヴァンスのハイコスパ赤

I.G.P. MÉDITERRANÉE  LES AURÉLIENS 2019 TRIENNES

I.G.P. メディテラネ レ・ゾーレリアン 2019 トリエンヌ

あらゆるワインの頂点に君臨するドメーヌ・ド・ロマネ・コンティの共同経営者オベール・ド・ヴィレーヌと、ブルゴーニュきっての名門デュジャックのジャック・セイス。トリエンヌは古くからの友情で結ばれた彼らが、偉大なワインを生み出すべく南フランスのプロヴァンスの地で誕生させた蔵元です。プロヴァンスらしくシラーとカベルネ・ソーヴィニヨンを用いて仕込むこのワインは、ジビエやお香にスパイスやドライフラワーなどの要素が複雑に重なりあう深みのある香りと、ブラックチェリーのような繊細な香味が穏やかなタンニンや酸味とともにスッと静かに奥深く広がります。南フランスというと濃くて重々しいワインを想像してしまいがちですが、そんな味わいとは全く無縁の洗練された仕上がりにフランス屈指の名手として知られる二人の手腕と威信を感じずにはいられません。

どんなシーンにおすすめ？

• お肉料理ならコレ！
• ボルドー好きにもおススメです！

どんな味わい？

軽やか

厚みがある

なめらか

渋みがある

辛口

甘口

まろやか

酸味がある

試飲した当店ソムリエの評価は？

プロヴァンスのワインと言うと美しいロゼワインや魚介と合わせる白ワインのイメージが強く、「赤ワインのイメージってあんまりないんだよな…。」そんな方が多いかもしれませんね。もちろん、ロゼや白も素晴らしいワインが多いのですが、それに負けないくらいの素晴らしい赤ワインが多く生み出されており、実際にラ・ヴィネでもプロヴァンスの赤ワインはファンの方が多数いらっしゃるほど。この地で生み出される赤ワインは、南フランスらしくシラーなどの品種も多く用いられているのですが、実はボルドー系品種のカベルネ・ソーヴィニヨンも多く用いられているため、他の南仏産地のワインと比べると味わいに複雑さや立体感を感じさせる洗練された仕上がりになるのです。しかし、そんな素晴らしいワインが多く生み出されていながらも、その多くがニースを訪れるセレヴ達によって消費されることもあって日本にはあまり入荷がなく、その存在があまり知られていません…。このワインを飲んだら、フランスの中でもきっとワインをチョイスする際の魅力的な選択肢が一つ増えますから、ぜひお召し上がりくださいね！

中華によし！イタリアンによし！
幅広く合わせられる救世主的赤ワイン

DAMA MONTEPULCIANO D'ABRUZZO 2020 MARRAMIERO

ダーマ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2020 マラミエーロ

イタリア半島中部に位置するアブルッツォ州。マラミエーロは、イタリアにおける最高のワインコンサルタントとして知られるロメオ・タラヴォレッリを醸造家に起用してハイレベルなワインの数々を生み出し、著名な評価誌から国際的なコンクールに至るまで絶大な評価を集めるイタリア屈指の蔵元として知られています。その中でも当店が最も味わいとそのコストパフォーマンスの良さに注目するこのワインは、八角やミントを思わせる清々しいスパイスのニュアンスに熟した梅のような甘酸っぱさが重なる心地よいアロマが立ち昇り、陰を感じるカシスやチェリーの落ち着いた果実味に滑らかなタンニンとしっかりとした旨味が一体となって、洗練された上品な味わいをもたらします。親しみがありながらも気品を感じさせるこの味わいは、この価格帯の中ではまさにトップレベルにあると言っても過言ではありません。

どんなシーンにおすすめ？

• 中華にもイタリアンにも！困った時にはコレ！
• とにかく飲んでほしいイチオシです！

どんな味わい？

軽やか

厚みがある

なめらか

渋みがある

辛口

甘口

まろやか

酸味がある

試飲した当店ソムリエの評価は？

今日はイタリアンにしようか、中華にしようか、それとも和食？ワインはどうしよう、赤が飲みたいんだけど…。一見、少々難しいお題にも見えるそんなシチュエーションですが、そんな時にセラーに1本あれば、救世主になってくれるのがこのワイン。親しみのある柔らかなタッチがありながらも、けっして野暮ったい味わいにはならず、落ち着いた果実味や品のあるタンニンやしっかりとした旨味とともに洗練された味わいを感じさせ、様々なお料理と寄り添うような相性を見せてくれるのです。そんな都合のいいワインあるの？と思われる方も多いかもしれませんが、いやー、イタリアにありました（笑）。イタリアらしくトマトソース系のお料理に、中華やお醤油系のお料理の和食、さらには様々なお肉料理とも、もちろん相性抜群です！

フランス好きも唸ること間違いなし！
そんなワインを見つけました！

NANA RED RESERVE 2016 QUINTA DA LAPA

ナナ レッド・リザーヴ 2016 キンタ・ダ・ラパ

ポルトガル最古のワイン産地として知られるテージョ。バランスの良い味わいのワインを多く生み出し、近年世界的も高い評価を受けるこの産地において、ひと際長い歴史を持ちテージョの特徴をよく捉えた高品質のワインを生み出す老舗の蔵元です。ポルトガルの固有品種であるトゥリガナシオナルに国際品種のカベルネ・ソーヴィニヨンやシラーなどをブレンドして仕込むこのワインは、ビターなチョコレートやラム、お香やドライトマトなど様々なニュアンスが重なるアロマに、黒や赤の果実を連想させる柔らかな香味がタンニンや酸味といった要素とともに立体感のある味わいを感じさせます。尖ったところが全くないまとまりのある味わいは、まさにこの地で生み出されるワインの魅力を最大限に表現したものであると言えるでしょう。

どんなシーンにおすすめ？

• スパイスを使ったお料理と
• フランスワイン好きにもおススメ！

どんな味わい？

軽やか

厚みがある

なめらか

渋みがある

辛口

甘口

まろやか

酸味がある

試飲した当店ソムリエの評価は？

当サイトでも白ワインが大人気のポルトガルですが、今回は新たに赤ワインが入荷しました！素敵なラベルが目を引き、シラーやカベルネ・ソーヴィニヨンといった国際品種に、ポルトガルの赤ワインを代表するトゥリガ・ナショナルやあまり目にすることがないアリカンテ・ブーシェを用いて仕込むこのワイン、肝心な味わいがどうだろう？他の産地では感じることが無い、様々な要素が感じられる複雑な味わい…と書くと、どこか癖がある味わいのワインを想像してしまうかもしれませんが、そうではなく、それらのニュアンスが高いレベルで一体感を持ち、滑らかに品よく広がる味わいが印象的でした。果実味・渋み・酸味といったそれぞれの要素が尖ることなく感じられるこのワイン、あらゆる場面で活躍してくれること間違いありません！

「妖精の庭」から生み出される優しい味わいの赤ワイン

BLAUFRÄNKISCH 2020 ELFENHOF(HIRSCH DR.FRANZ)

ブラウフレンキッシュ 2020 エルフェンホーフ（ヒルシュ Dr.フランツ）

近年、世界的にもじわじわと注目度が増しているオーストリア。この国の中でも特に高品質の赤ワインを生み出すブルゲンラントのノイジードル湖西岸に居を構え、「妖精の庭」という意味の名を冠したエルフェンホーフは、晩夏と初秋に温度差が感じられる緩やかな南東向き斜面の畑で育まれる高品質のブドウから秀逸なワインを生み出しています。オーストリア赤ワインの代名詞的品種であるブラウフレンキッシュで仕込むこのワインは、ラズベリーやフランボワーズなどのフレッシュな果実、香水やマッチなどのニュアンスが重なり合う艶と奥行きを感じさせるアロマがふんわりと香り、爽やかで瑞々しい黒い果実の香味が優しく染み渡るように広がっていきます。やわらかさと優雅さを感じる味わいは、平日の家飲みにピッタリと言えるでしょう。

どんなシーンにおすすめ？

• 何でもない日の家飲みに
• やさしい味わいのワインが欲しい方はコレ！

どんな味わい？

軽やか

厚みがある

なめらか

渋みがある

辛口

甘口

まろやか

酸味がある

試飲した当店ソムリエの評価は？

ブラウフレンキッシュという、耳慣れない方が多いであろうこの品種。オーストリアで生み出される代表的な赤ワイン品種で、ワイン教本などでは目にしたことはあっても、飲んだことのない方が多いのではないでしょうか。そういった品種のワインは癖のある味わいを想像しがちで、なかなか手を出しづらいものではありますが、このワインに関しては心配無用！柔らかタッチからやさしく瑞々しい香味が何とも穏やかに品よく広がる、まさに癒し系とも言える味わいが広がるのです！ちょっと疲れた平日の夜、重々しい味わいや渋みが強いワインはちょっと…という日は、ゆっくりと楽しみたいやさしが魅力のこのワインをぜひお召し上がりください！