フランスワイン買い付け訪問記 No.7 移動日 - 憧れのジャック・セロスの運営するホテル・レ・ザヴィズに宿泊 -

さて、少し間が開いてしまいましたが、今週は日曜の移動日となるので、蔵元の訪問はなく、ジュラ地方のアルボワから一気に最終訪問地であるシャンパーニュ地方へ向かいました。

そしてこの日の宿泊先は、人生で一度は行ってみたかったジャック・セロスのホテル・レ・ザヴィズ!

シャンパーニュへの訪問が決まった際、気になってホームページを確認してみたところ、その段階では既にこの日は満室。

そこで、ダメもとで確認と、もしキャンセルが出たら泊まりたいという旨のメールを送ったところ、なんとすぐに空きがあるとの連絡が!これは泊まるしかない!!ということで、無事予約して念願のセロスへやってきました。

部屋数は10室。部屋にはそれぞれ世界各国の“乾杯!”の名前が名づけられており、この段階でもうアンセルムの遊び心が感じられ、感動も一入!

我らが日本の“ Kanpai! ”はスイートルームとなっており、既に予約でうまっていたので、今回はポルトガル語“サウードゥ”の部屋に宿泊しました。部屋ごとにコンセプトが異なるそうで、これはぜひほかの部屋も泊まってみたいですね。

部屋の鍵にもセロスのボトルキーホルダーがついており、細かい演出が粋ですね。

室内や館内には美術品がきれいに飾られており、落ち着いた上品な装い。

そしてこの宿泊で一番のサプライズが!本来、蔵のツアーは日曜定休となっているそうなのですが、同日に宿泊していた紳士の方たちが特別に蔵の見学をするとのことで、お誘いを受けて一緒にセラーツアーに参加できることになりました。

これは非常に良い経験をさせてもらいました。

そして夜はもちろん併設されたレストランでディナー。蔵出しのイニシャルはかなり瓶熟され、格別の味わいへと昇華していました!それに合わせて料理も非常に洗練された見事なコース構成となっていました。

この出張でつかの間の贅沢と貴重な経験をすることのできた1日となりました。これでさらにテンションが上がり、次週からはラストスパートで最後の訪問地であるシャンパーニュを巡ります。

それではまた来週。A Bientot!